2022明治安田生命J1リーグ第23節 vs ジュビロ磐田
7月30日(土) 18:33キックオフ @ヤマハスタジアム(磐田)
HOME ジュビロ磐田 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
19 > 22 | 勝点 | 25 > 25 | ||||
77分 金子 翔太
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得点者 |
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 24 | 梶川 裕嗣 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 谷 晃生 | 1 | GK |
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DF | 6 | 伊藤 槙人 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 17 | 鈴木 雄斗 | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 25 | 森岡 陸 | 2 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 5 | 小川 大貴 | 1 | 0 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 7 | 上原 力也 | 0 | 0 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
MF | 14 | 松本 昌也 | 1 | 0 | 田中 聡 | 7 | MF | |
MF | 23 | 山本 康裕 | 0 | 1 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
FW | 18 | ジャーメイン 良 | 1 | 0 | 高橋 諒 | 42 | MF | |
FW | 32 | 黒川 淳史 | 1 | 3 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
FW | 40 | 金子 翔太 | 3 | 3 | 瀬川 祐輔 | 13 | FW | |
GK | 21 | 三浦 龍輝 | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 4 | 松原 后 | 0 | – | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
MF | 8 | 大森 晃太郎 | 0 | 0 | 米本 拓司 | 15 | MF | |
MF | 27 | 吉長 真優 | – | 0 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
MF | 50 | 遠藤 保仁 | – | 0 | 阿部 浩之 | 49 | MF | |
FW | 9 | 杉本 健勇 | 0 | 1 | タリク | 11 | FW | |
FW | 29 | ファビアン ゴンザレス | 0 | 0 | 大橋 祐紀 | 17 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆72分 7 上原 力也■
◆90+6分 8 大森 晃太郎■ |
9 | シュート | 8 |
◆17分 7 田中 聡■
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11 | ゴールキック | 6 | ||
6 | コーナーキック | 3 | ||
10 | 直接フリーキック | 15 | ||
2 | 間接フリーキック | 3 | ||
2 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆66分
32 黒川 淳史 → 8 大森 晃太郎 ◆75分
7 上原 力也 → 4 松原 后 18 ジャーメイン 良 → 9 杉本 健勇 ◆87分
23 山本 康裕 → 29 ファビアン ゴンザレス |
◆59分
27 池田 昌生 → 17 大橋 祐紀 14 茨田 陽生 → 11 タリク ◆73分
3 石原 広教 → 44 中野 嘉大 13 瀬川 祐輔 → 49 阿部 浩之 ◆79分
7 田中 聡 → 15 米本 拓司 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
8,708人 | 晴、弱風 | 28.1°C | 73% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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福島 隆志 | 池内 明彦 | 岩﨑 創一 | 坂本 晋悟 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
鈴木 規志 | 中村 太 | 大川 直也 | 鈴木 良規 |
監督コメント
山口監督 総括
自分たちの強みであるところは守備で出し続けていたと思いますけれども、失点の場面でポジショニングミス、準備不足によってああいう失点を招いてしまった。
そこは自分たちがやり抜く、貫くというところでいうと、例え10秒でも1分でも10分でも、非常に残念だったなというのはあります。
ただしゲームなので色々なことをが起こりますし、それを受け入れてやるしかないなと思います。
攻撃に関しても得点を奪うという課題があるなかで取り組んだ2週間でしたが、そこに対して0点で終わってしまうと、こういう結果になってしまうなというゲームになりました。
山口監督 質疑応答
今季ジュビロとの対戦が多く、知っている部分が多い同士の対戦だったが?
5回目の対戦なので僕らが相手に合わせているというより、相手がすごく気にしているなということは、試合前からみんなに話をするなかで、今日もいつもと違う形でジュビロさんがきましたが、自分たちに動揺はありませんでした。
それはひとつ成長として、同じチームで流動的にやるチームに対して、自分たちのアクションというところでやってきたところがたくさんあったので良かったかなと思います。
ブレずにやれていたと思いますし、だからこそそういう失点のところで遅れたから逃げになってしまったと思うんですけど、準備不足で疲れてきてのところだったので、守備でいうと非常に残念なところがありました。
ジュビロさんは相手を見ながら流動的に自由なサッカーをするので、そこをきれいにハメて全てが取れるとも思っていないなかで選手はよく対応してくれていたと思います。
コミュニケーションを取りながら背後のボールに関してはどのチームも狙ってくるなかで、狙われて難しいところはありましたけど、それを受け入れていたので、そういう意味では成長しているのかなと思います。
ただ結果という部分で言うと、成長するで終わってしまったら何の意味もない。大きな代償を払ったのでこれからそういうのを糧にしていきたいというゲームになりました。
得点のところで精度や決定力という以外のところで何か課題があるか?
これは僕が観ていて感じることなんですけど、早く行くところとマイボールにして崩していくところと、次のプレーが先にきてしまって自分のプレーが疎かになってしまうところがある。
そこでロストが多かった場面もあるので、その気遣いと準備と考え方だと思います。簡単ではないと思いますけど、自分がやりたいことの前にやるべきことがあると思うので、そこにもっとアンテナを張ってほしいなというのが正直あります。
それが個人のディティールに繋がっていくと思うので、関係性はすごく良くなっていると思いますし、お互いに見ながらサッカーをできるようになってきたと思いますけど、そこは逃げずに追求して要求してやっていかないといけないと思います。
谷選手、杉岡選手、町野選手がスタメンで出たが監督の評価は?
非常に身体はきつかったと思いますけど、この試合に懸けるものというのは練習があまりできない中でも感じましたし、何より表情が良かったのでスタートで思い切って使いました。
90分使うどうかというのは見ながら判断しようかなと思っていましたが、そこへの意欲は90分通してあったのかなと思います。
今後1週間に1回の試合になってくるので、彼らだけでなくて自分たちが常に目の前の1試合にフルで準備して、それを出しての繰り返しだと思うので、そういう意味では身体はきつかったでしょうけど、アドレナリンも出ていると思うのでそんなに心配はありませんでした。ただ結果に対して結果を出せなかったというのは、僕自身の責任もあるのでその辺は追求していきたいなと思います。
伊藤彰監督 総括
まずは本当にファン・サポーターと一緒にヤマハスタジアムで喜べたことをうれしく思います。試合内容は前半から相手のディフェンスラインが前に強いので、その裏を取っていこうと入りました。FWの2人が裏をしっかりと取ってくれたことプラス、黒川と力也(上原選手)が2列目から飛び出してくれたことが相手を裏返すことになりましたし、途中から出場した健勇(杉本選手)も、晃太郎(大森選手)も、ファビアンもそういうところをすごく意識してやってくれたので、それが功を奏して裏への意識とアグレッシブに守備にいくところが前半からすごく良かった。
前半から何本かチャンスもありましたし、そこで決め切れればラクなゲームになった可能性もありますが、やはりまだわれわれの力としては湘南さんと100%戦った上で勝点3をギリギリ取れるところだと思います。ゼロで抑えて勝てたことは選手が素晴らしかったと思います。これを機に次のゲーム、鳥栖という前からプレッシャーに来るチームと戦いますので、前回対戦とは違った様相になると思います。またチームで1つになって戦わなければいけない。
ファン・サポーターには1カ月間勝つことができなかった中で本当に一緒に喜び合えたことを感謝していますし、これだけの良い雰囲気を作っていただいたことを感謝しています。次に向けて体を休めて、鳥栖戦に向けてやっていきたいと思います。
伊藤彰監督 質疑応答
お互いに最終ラインから長いボールを使う上でセカンドボールがカギを握る展開でしたが、そこでの選手たちの評価は?
これは試合前に選手たちとしっかりとコミュニケーションをとりながら、背後のボールに対するサポートは必ず2トップが2人で動くこと。プラス、力也と淳史のところで次のセカンドボールを拾う。その背中を山本康裕がボールを奪い切る。この前線の5人でしっかりとできていたので、そこは共通認識を持ちながら、今回のテーマとして背後プラスセカンドボールが重要だったので、選手が前半からよくやってくれたことが素晴らしかったと思います。
ファビアン ゴンザレスの状態も影響したとは思いますが、杉本選手を入れたのはどんな思いで決断したか?
健勇はここ最近ちょっとしたケガがあったので、メンバーから外れていました。コンディションが整って復帰して、トレーニングからすごくアグレッシブにやってくれていました。今回ラッソの出場時間を設定していた中で、やはり先に健勇が入って、その動きをやってくれたこと。
彼自身がアシストという形で締め括ってくれたこと。残り時間の使い方でも体を張ってキープしてくれたり、しっかりとボールを収めるところ。今日はすごくやってくれたと思っています。彼にも期待していますし、これから残りの11試合、どんな使われ方でもしっかりと前を向いて、力を存分に発揮してほしい。これから得点のところも期待したい。
選手コメント
MF7田中 聡
(田中選手のところに相手がかなりプレスにきていたが?)
自分のところに来る分、自分の脇が空いていると思うので、そこをもっと味方が使えれば良いと思いますし、自分に来ても剥がせるようなプレーというのを出せればチームとしても楽になると思っています。来るのは最近わかっていることなので、もっとボールが来てからのプレーという部分で技術を上げてやっていきたいと思います。
(早い時間帯にイエローカードをもらったが、その後のプレーに影響はあったか?)
心の中では退場はチームにとって絶対ダメだなと思っていましたが、それでも自分の良さというのはボールを奪うところだと思うので、そこに関してはプレーに影響はなかったです。
(今後田中選手の守備のレベルが上がるほど、ファールしたつもりではなくてもファールになることもあると思うが、それに対しては?)
それがサッカーの面白い部分でもあると思いますし、もっと自分がきれいにボールを奪えれば相手のシュミレーションといったものも無くせると思うので、取り方としてもただ行くのではなくて、ボールにしっかりと行くというところをレフリーにアピールができれば良いなと思っています。
(E1選手権にチームメイトが選ばれたがどのように見ていたか?)
マチくん(町野選手)も得点を決めて、スギくん(杉岡選手)も試合に出ていましたし、晃生くん(谷選手)も活躍していましたし、同世代の選手も活躍していたので、すごく複雑な気持ちではありましたけど、やってやろうという気持ちにもなりました。自分もいつかあの舞台に行けるようにもっと頑張らないといけないなと思いました。
(どの辺をプラスすれば届きそうか?)
攻撃のところでアシストとか得点というのももっと増やせれば代表にも絡んでいけると思うので、
目に見える結果というのをもっと増やしていきたいなと思います。
DF4舘 幸希
一瞬の隙でやられてしまったなという感じです。
同じような展開で相手も自分たちをすごく裏返そうとして、ロングボールが多かったですし、僕たちもそこの狙いはあったんですけど、やられるまではそういうボールに対しては全然ストレスもなく対応できていましたが、一瞬の隙を生んでしまったことで難しい展開になったのかなと思います。
(少し試合間隔も開いたというのもあるが、体力面など難しい部分があったのか?)
試合観などは別に問題なかったと思います。空いた期間もゲーム形式でもしっかりトレーニングができていたので、その体力とか試合観の部分に関しては全然問題無かったと思います。
(磐田とは今季4回対戦してお互いに研究していたと思うが、何度も対戦している相手というのはやりにくさはあるか?)
5回目になると思うんですけど、相手がどういうプレスかけてくるというのはなんとなく分かっていましたし、その中でも少し今日は予想外な部分というかロングボールがより多かったかなと印象はありました。
そこに関しては僕たちのラインの高さとかを意識して対策をしていたのかなと思いますけど、それに対してもしっかり対応できていたし、どっちが1点取るかという感じだったと思います。そこの部分で僕たちが隙を作ってしまったし、それを逃さなかったジュビロが上手だったなと思います。
(前半10分頃にフリーキックのときに何か話し合っていたと思うが?)
鈴木雄斗選手からロングボール一発で背後を取られて、自分自身も見えていなくてヒロ(石原選手)と僕の間を走られたというところがあったので、そこの擦り合わせをしました。相手はロングボール主体というか、かなり多いなという印象があったので、そこの距離感をもっと意識して、ボールホルダーに対してもっと行くこともそうですし、後ろがどうするのかというのをもっと合わせなきゃいけないという話はしました。
(そこから裏を取られる回数が減ったような感じがしたが?)
蹴らせているというイメージにできたので、少しびっくりして蹴られているという感じだったんですけど、そのあとからは距離感を縮めてできたので、蹴らせて回収するというイメージでできていたかなと思います。
FW13瀬川 祐輔
今日は僕の決定力不足で負けたと思っていますし、1点でも決めることができていれば、湘南のペースになっていたと思う。前半から相手の長いボールとかプレッシャーの剥がし方に苦労はしましたけど、0で前半を折り返すことができて、ハーフタイムで修正はしましたし、後半の立ち上がりは良い感じの攻撃ができていたし、
前半も少しずつ良くなっていった印象はありますけど、僕の決定力不足が試合を難しくしてしまったなと思います。
(舘選手からのパス一発で裏を取るシーンなどが随所に見えたが?)
ディフェンスラインが少し困っていたなというのがあって、舘も杉ちゃん(杉岡選手)もボールを持っている時に、僕らとの距離が遠くて、その原因としては押し込まれていたことがありますし、聡(田中選手)があまりボールに触れなかったし、サイドボランチとウイングバックとツートップの関係性がいつもよりも距離感が遠くて、良い攻撃にできなかった。
町野が代表戦もあってポストプレーがしっかりできるという印象を与えていたと思うので、町野に対して相手が強く来ると思っていました。その後ろはできるだけ繋がって、町野の上を超えたところの裏は狙っていたので、意識をしていたというよりかは状況に応じて裏を狙ったという感じです。
(新しい幅ができたように感じたが?)
裏自体は狙っていましたし、そこにちゃんと信じて走るというところはクロスも含めてボックスの中に入って行くことは意識してました。
その意識はただの戦術で味方を助けるという動きだけなので、大事なのはシュートを決めることだし、僕がフォワードで出ている以上は、後ろの選手が頑張っている分、シュートは絶対に決めないといけないから、そこは本当に今回の試合はそれに尽きるし申し訳ないという気持ちで今日はいっぱいです。
(守備がいつもと違った感じに見えたが、町野選手の代表戦での疲れをフォローしようというのはあったのか?)
確かに疲れはあると思いますけど、でもどちらかというとジュビロさんの回し方が僕らのプレッシャーを剥がせるポジショニングを取っていたと思います。
それに伴って質も高かったからなかなか後ろの選手が勇気を持って前に出ることができなかった。スイッチがなかなかかけられなかったから、そこももう少し僕が町野に言ってあげれば良かったかなと思うし、僕自身もスイッチをかければ良かったと思います。
山本選手が良いポジショニングを取っていたというのもあって、なかなかスイッチかけれなかったなと。
後ろも精度が良かったので、なんとか町野にゴールに専念させてあげたかったですけど、そこに対しての僕からのパスもなかったですし、いつもより守備がハマらなかったことが立ち上がり悪くなった原因かなと思います。
でも要所でハメに行ってマイボールにできるところもあったし、それを攻撃にどう繋げるかなので、監督も試合後に言っていましたけど、悲観する内容ではなかったと思います。
(代表に3選手が選ばれ、新加入選手が入り少し違った雰囲気もあったと思うが?)
帰ってきて良い刺激になってくれていますし、阿部くんや嘉くん(中野選手)もチームに対して違うアクセントになっています。僕も負けていられないですし、まだまだチームのベースになる部分を阿部くんや嘉くんに伝えないといけないですし、
それがうまくハマれば大事な試合を勝ち切れると思うので、もっとコミュニケーションを取ってどういうプレーヤーだというのを僕自身も把握しないといけないし、伝えなきゃいけないと思っています。
ハーフタイムコメント
山口監督ハーフタイムコメント
・細かなポジション修正を行うこと
・行く時は強度を出して行く
・コミュニケーションを密に